弁護士・行政書士・司法書士の違い
弁護士・行政書士
・司法書士の違い
離婚について弁護士との違い
離婚について、弁護士、行政書士、司法書士のうちどこに相談すればよいか、迷われることがあるかもしれません。それぞれの違いを概説します。
離婚の相談や代理人について
弁護士、行政書士、司法書士には、離婚の法律相談や代理人の業務ができるかどうかの違いがあります。以下の表は、できる場合を「○」、できない場合を「×」としています。
弁護士 | 行政書士 | 司法書士 | |
離婚の争いに関する法律相談 | ○ | × | × |
離婚協議の代理人 | ○ | × | × |
離婚調停・離婚裁判など裁判所での代理人 | ○ | × | × |
弁護士 | 行政 書士 |
司法 書士 |
|
離婚の争いに関する 法律相談 |
○ | × | × |
離婚協議の代理人 | ○ | × | × |
離婚調停・離婚裁判など 裁判所での代理人 |
○ | × | × |
非弁護士による法律事務の禁止
弁護士法72条は、「非弁護士の法律事務の取扱い等の禁止」と題して、次の通り定めています。
「弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、再調査の請求、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。ただし、この法律又は他の法律に別段の定めがある場合は、この限りでない。」
上記に違反する行為は「非弁行為」「非弁活動」などといわれており、その罰則として同法77条は、2年以下の懲役又は300万円以下の罰金に処すると定めています。つまり、犯罪となります。

